2015年1月12日(月)13日(火)、シンガポールにて、日本の商品に対するムスリム消費者の反応や嗜好の調査を実施しました。
会場はシンガポール中心部にあるデパートの実際の売り場で、日本の地方自治体が主催した地場商品のフェアに合わせて行ないました。企業の担当者が付いて商品を販売する売り場にムスリムのモニターが訪れ、試食したり販売員の説明を聞いたりしながら商品の味、香り、食感やパッケージなどを評価する方法です。
消費者の生の声を聞き、本当にムスリムに売れる商品の改善に役立てようと、今回の調査が企画されました。
商品は全部で14品目ほぼ全てが食品です。塩から豆腐、かまぼこ、菓子類、アイスクリームまで幅広く出品されました。調査に協力するモニターはシンガポール在住のムスリムを集め、20代から50代の男女合計17名が調査に参加してくれました。
参加者からは「6番の商品はとても美味しいから今すぐ他の店でも売って欲しい」とか、「調査が終わったら12番の商品を買いに行ってくる」などポジティブな意見や「あの商品は味が薄い」など率直な改善に向けた意見をいただきました。
調査票はこれからまとめ、各社にフィードバック致します。
ハラル・ジャパン協会は教育、セミナー、研修のほか、ムスリム調査を国内・国外で行ったり、市場視察ツアー、現地レポートなどを行っています。気軽にお問合せ下さい。
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