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第18回ハラルビジネス交流会 開催レポート

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2014年6月24日に『第18回ハラールビジネス交流会』を開催いたしました。

この日の昼には「イスラーム市場攻略セミナー」が開催され、連投して参加くださった方も多く、会場は満席となりました。イスラーム市場へのアウトバウンド及びインバウンドの更なる攻略に役立てるべく、有意義な一日になったことと思います。

日本には数多くのムスリムの方たちが来日されていますが、東京や大阪など、個人ツアーなどは大都市に集中しがちです。一方、研修などで訪れる団体ツアーは、地方都市にも進出しているようですが、まだインバウンド対策が十分ではないのが現状です。幅広い視野で、ムスリムの方たちをお迎えするべく、当協会が開催するセミナーや視察ツアーをお役立てください。



THAIFEX報告会

18th_022014年5月21~25日の5日間、タイの首都バンコクで国際総合食品展示会「THAIFEX(タイフェクス)」が開催されました。当協会スタッフも現地視察いたしましたので、調査担当/ジャパンチャンネル編集の中川より報告させていただきました。

会場は一般来場者開放日だったため、買い物目当ての家族連れが多く来場されていました。タイのムスリム対応は、マレーシアやインドネシアほどではありませんが、首都バンコクのムスリム人口は5.5%になります。マレーシア国境の南の地域に行くほど、ムスリム人口は上がっていきます。会場内には礼拝室も設置されているのですが、お祈りの時間になると一同に礼拝場に移動するマレーシアとは違い、タイは臨機応変に礼拝している姿が見られました。

18th_03会場の通路側ロビーの目立つところにハラール商品ばかりを展示しているコーナーを発見。調味料や粉もの関連などが数多く陳列されており、注目されていることがうかがえました。
気になったブースとしては、大手食品企業の「チェロンパカロン」。大手コンビニで冷蔵・冷凍食品を棚全面に取り揃えるほど、影響力のある企業です。対抗馬の食肉メーカー企業「ベタブロ」は、加工食品にも力を入れており、卵にもハラール認証を取得するほどです。

ハラール関連の分析や商品の開発をしている大学の研究所員も参加されており、不浄の物を触れてしまった時の洗浄リキッドを現地で購入しましたので、参加者の皆様に実際に手に取っていただきました。香りは強い物ではなく、サラッとした乳液タイプのリキッドです。

日本企業は60社以上が出店しており、試食もあったので人気のブースになっていました。商品には日本語表記の商品が目立ちました。日本の良いイメージがお客様に対しても安心感を与えてくれているようです。
中には、日本企業ではないのにあえて日本語表記していたり、日本の素材の味の商品を扱ったりしている他国商品もありました。更なるアウトバウンドを狙う企業によって競争が激しくなっていると感じました。

他にも会場内の様子は、『タイ/バンコク 国際総合食品展示会「THAIFEX(タイフェクス)」視察レポート』
http://halal.or.jp/halalnews/report2/1066/
を合わせてご覧ください。




ハラール認証企業紹介シリーズ

18th_04国内でハラール認証を取得した企業様にお話を伺うシリーズ。今回は、「加工ジャム」でハラール認証取得の壽食品工業株式会社 専務取締役である田中直哉様にご登壇いただきました。

マレーシアハラルコーポレーションのローカルハラール認証を取得されました。
大正時代から長野県の果物を使った業務用加工ジャム商品を販売しております。加工果実事業として発展し、現在は東京・荒川区にて本社及び工場を併設しています。商品は主に製菓類の具材として活用され、パン菓子業界の老舗企業です。

展示会にて当協会と出会い、ハラールのことについて詳しく話を伺ううちに興味を持ち、セミナーで猛勉強を始めたとのことです。それまではハラールについて認識はしていても業務との接点を見つけることはありませんでした。しかし、知識を高めていくうちに重要性を感じ、その経緯を田中様は「人生の忘れ物」という言葉で表現していただきました。
昨年、身内がシンガポールに住んでいることで、シンガポール、マレーシアと現地でムスリムの方たちの食生活を直接感じ取ったことが、認証取得に向けて後押しをしてくれたように感じます。
果物や野菜は元々ハラールということで、認証取得の経緯としては難しいことはなく、時を同じくして行っていた老朽化した荒川工場の改修工事もハラール認証取得するための障害はありませんでした。
今後、ハラールジャム商品の展開を強化し、インバウンドに向けて精力的に事業を進めてまいりたいと思っております。

壽食品工業株式会社 WEBサイト
http://www.kotobuki-jam.co.jp/




メインセミナー

18th_05今回は、当初の予定を変更し、インドネシアのハラール認証団体「MUI」の監事であるムハマド ナドゥラツッザマン フセイン氏の緊急来日記念としてセミナーを開催いたしました。

私たちが日常の中で口にしている肉類。ハラールに関してはとても慎重に取り扱いされる食品です。しかし、実際に目にしている肉類はすでに処理されたもので、「と殺(屠殺)」がすでに済んでいるものです。ムハマド氏は、その「“と殺場所”がハラール認証に対して一番重要すべき点」だとおっしゃいました。
その場所の洗浄はもちろん、と殺の順序や仕方の細かい違いやミスからハラールかハラールではないかが判断されるとのこと。詳細に語ってくださったムハマド氏ですが、日本でもそのような場でムスリムの方の採用も推進してほしいと願っていました。
説明後は、質疑応答になり、参加者からは主にどの食品がハラールとして有効なのかを中心に質問が及びました。
お忙しい来日スケジュールの中、ご登壇いただき更に貴重なお話を聞くことができました。






18th_06今回のハラール弁当は、「割烹やま」(埼玉)の「きのこご飯弁当」です。実際に代表の山田裕貴様よりご説明いただきました。ハラール専用のセントラルキッチンを日本で初めて取得された企業で、セミナーでのお弁当は2回目の登場となります。筑前煮や鯖の味噌煮など、盛りだくさんでした。

日々変化を遂げる国内・海外の最新ハラール情報を、ハラル・ジャパン協会が解説付きでご案内しているサイトが「ハラルジャパンチャンネル」です。企業向きだけではなく、身近な話題も豊富にピックアップされておりますので、ぜひご覧ください。
http://www.halal.or.jp/hjch/

講演後は毎回名刺交換会の時間を設け、交流の場としても有効活用していただけております。



次回『第19回ハラールビジネス交流会』は、7月23日(水)19時~ です。
ハラル認証団体でもある宗教法人日本ムスリム協会の方に当協会イベントとしては初めてご登壇いただく予定です。

毎回多くの方にご参加いただいております。ご参加希望の方は早目にお申込みください。
http://www.halal.or.jp/event/ex/

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