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無資格でも業務ができる通訳案内士法の改正とハラル

1月4日から改正通訳案内士法が施行され、通訳案内士制度が大幅に変わりました。一番の変化は今までの業務独占規制が廃止となり、無資格であっても外国人観光客相手に有料ガイドができることではないでしょうか。誰でも業務ができるようになることで、都心に集中していた通訳案内士の問題が解消し、英語に偏っていた言語の幅も広がりそうです。しかしそれと同時に、これまで違法と知りながらも無資格の外国人ガイドなどを使ってきた旅行会社は、これからは合法的に堂々とガイドをさせることができるということにもなります。そこで問題視されているのが、悪質ガイドの増加やレベルの低下によるトラブルの発生です。

その一方、既に国家資格を持っている2万人以上の全国通訳案内士は全員、研修を受けることが義務となりました。また、試験問題も見直され新しく実務が追加される予定です。いよいよ、ノンライセンスとの差別化をはかるため、更なる質の向上を狙ってきているようです。そういった流れから、ベテランガイドたちの間では負担や責任が増えるのではないかと、困惑した様子の方もいました。この日はTrue Japan Tourさまにお招きいただき、全国から集結したトップレベルの全国通訳案内士たちの前で当協会の佐久間が、宗教対応・食の多様性について講演をいたしました。


今後増えることが予想される無資格のペーパーガイドからベテランの全国通訳案内士まで、一定の理解と活用ができるマニュアルの作製に協力できればと思います。全国通訳案内士の試験には今後、ハラルの問題が出るかもしれません。(土岐)

参考資料➡通訳案内士法の改正概要について

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