富山市の県民共生センターで9月27日に「ベジタリアンとムスリム対応の料理教室及び研修」が開催されました。こちらはハラール(ハラル)の基礎知識の習得と実践的な料理教室で、具体的手法が同時に学べる体験型セミナーです。この日、県内の飲食店や旅館・ホテルなどの宿泊関係者ら約25名が参加しました。参加者のなかには「ハラール」を知らない方や言葉は知っていたが実践は難しそう!という方も多かったようですが、学ぶうちに「なんだこれも、ハラールか」「ムスリムは甘いものが好きなのか」と皆さん納得されて理解も深まったようです。
富山県は美しい景勝地である北アルプス立山連峰を望む富山湾などの観光資源と、その大自然からつくられる豊かな食資源というインバウンドの武器があります。まさに海よし!山よし!野よし!の3拍子揃っているのが富山県です。この武器を最大限に生かした独自の魅力を、行政と企業が協力して発信していくのがポイントになります。ということで富山県の名物である氷見うどんやイチジク、生湯葉などを使用して、ハラールの和食を調理しました。こちらの様子は中日新聞や北日本新聞、富山新聞でも記事にしていただきました。
北日本新聞(9月28日朝刊)
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