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「やまなし食のマッチングフェア 2017 in Tokyo」レポート

7月28日に山梨中央銀行が主催する「やまなし食のマッチングフェア 2017 in Tokyo」に行ってまいりました。こちらのマッチングフェアは、山梨県や近郊の食材、産地と製法にこだわった農産物などを取り扱う事業者がバイヤーと行う「見て・触れて・試食できる」展示商談会です。
地元を知り尽くした商工団体と魅力ある食品・特産品を取扱う事業者70社が京王プラザホテル(新宿)に集結し、地域食材をメインに観光資源など地域の魅力をPRしました。

山梨県といえば桃やぶどう、ワインというイメージがあります。これらの特産品は国内だけではなく海外やイスラム市場にも輸出されています。また、富士山がある山梨には多くの外国人観光客(ムスリム)も訪れていて河口湖、富士吉田あたりは人気のエリアです。さらに昨年より、マレーシアに国内初のアンテナショップ「富士の国・やまなし館KL」を設けています。日本の地方自治体としては初めての試みです。マレーシア先進県の一つが山梨県であり、山梨はインバウンドとアウトバウンドに力を入れている県なのです。
高品質で健康的、ハラル認証がなくても売れそうな商品をいくつかピックアップし厳選してみました。




まずは国産の米粉100%を使用した「有限会社エルフィン・インターナショナル」の米粉パン。


こちらの会社は米粉商品の開発・製造・販売をしていて、自社の米粉専用工場にて玄米の製粉から全商品の製造を一貫して行っています。小麦・卵・乳製品・グルテン使用なしのアレルギー対応の米粉のパンです。味は小麦粉のパンに慣れ親しんでいると違和感があるかもしれませんが、キメが細かい生地はしっとりとしていてお米の風味やあまみを感じることができるモチモチの美味しいパンです。また、エルフィンさんの凄いところは国産100%の米粉を使用したパンの他、米粉のマカロニやピザ生地、米パン粉なども製造し、コロッケやハンバーガーなどのメニュー開発も行っているところです。


グルテンフリー&アレルギーフリー、さらに地産地消で地域にも貢献している人にやさしいエシカルな企業です。

お次は甲斐市産桑の葉を100%使用した「甲斐市商工会」の甲斐の桑茶。桑の葉にはカルシウム、鉄、GABAのほか、糖分の吸収を遅らせ、血糖値を下げるDNJ(デオキシノジリマイシン)が含まれています。イスラム教徒が人口の約7割を占めるマレーシアは砂糖の消費量が東南アジアでもダントツで多く、あまいものを好むムスリムは糖尿病や肥満に悩んでいる人がたくさんいる為、このような健康志向のお茶は需要がありそうです。しかし、海外でペットボトルの緑茶を飲むと砂糖が入っている場合が多いので、味はやはり甘めが好まれるのかもしれません。


次は無塩・無添加・アルコール不使用にこだわった「有川商事株式会社」のかくし甲斐路生ほうとう。味噌で煮込まない冷やしほうとうという食べ方があるそうです。濃いめのつゆで食べるので、暑い国の地域の方にも喜ばれそうです。食べ方次第でハラルになるメニューはたくさんあるのです。


こちらは、自然環境型有機栽培で上物野菜をつくる生産者グループのAgricultual Union TEAM YAMANASHI、通称チーム山梨です。そのなかの「白州杜苑」が提供するにんじんドレッシングは、化学調味料・着色料・保存料・動物性原料を不使用。有機肥料だけを使って育てたにんじん「アロマレッド」を使用しています。りんごのピューレも入っていて、ドロっとしたドレッシングです。味は人参の風味が甘くクリーミーで野菜サラダはもちろん、魚介や肉にも相性がピッタリです。


ほかにも、針で割って「ぷるん」と飛び出すパフォーマンスが楽しい、ニッチで和風な風船入り水わらびもちや巨峰、マスカット、デラウェアなど数種類のぶどうを使用した無添加のレーズンなど、高品質で健康的な商品はお土産にも喜ばれそうです。



ムスリム市場にはハラル認証ありきではなく、ニーズがあったものをイスラム教徒対応を学習して進めることがビジネスのコツです。

土岐

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