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【東京ジャーミー】ラマダン・イフタールレポート2017

ラマダン最後のイフタールということで、24日に東京ジャーミーへ行ってまいりました。6時半ごろに到着しましたが、すでに多くの人たちで賑わっていました。この日はTV取材も入っていて、レポーターがムスリムの女性たちを囲む様子が印象的でした。彼女たちの写真もモスクの美しい彫刻が背景に入ると、より異国感が増して素敵でした。


華やかなムスリムの女性たち




イスラムの教えの説教を聞いたあと礼拝を行い、ナツメヤシとお水が用意され、いよいよイフタールのはじまりです。

ナツメヤシと飲み物を配る男性



イフタールとは、イスラムの断食月(ラマダン)において、日没後にはじめてとる食事のことです。東京ジャーミーではラマダンの5月27日(土)から6月24日(土)まで、1日300食を無料で振る舞っていました。まず初めに子どもたちとノンムスリムの女性が並び、続いてノンムスリムの男性の順に食事ができるようになっていました。ノンムスリムが全員食べ終わったあとに、ムスリムの皆さんが男女別に分かれて食事をしていました。

トルコ人シェフが食事を配ります



こちらが東京ジャーミー、ラマダン最終日のイフタールです。トレーは4つに分かれていて、スープ、サラダ、ピラフ、煮込みが盛り付けられています。ピラフの横の楕円形の揚げ物は、鶏肉と野菜が入っていてさつま揚げにちかい味がしました。

左上はレンズ豆のスープで、クリーミーで濃厚な味わいです。付け合わせのサラダは、きゅうりや赤ピーマンが入っていて紫キャベツがシャキシャキして美味しかったです。香辛料のきいたスパイシーなものはなく、どれも胃にやさしいまろやかな味です。

豆のスープ・ピラフ・鶏とジャガイモの煮込み・サラダ



右下は鶏肉とジャガイモの煮込みです。玉ねぎやグリーンピースも入っています。味はあぶらが多めの肉じゃがといった感じで、日本人好みの親しみやすい味です。





ラマダン・イフタールの時期はイスラム教の本質が理解しやすいときです。ムスリムと交流をもてるチャンスなので、早速話しかけてみました。
日本で引っ越し屋のお仕事をしているという、トルコ出身の男性に断食中のことを伺いました。ラマダン期間中は日の出から日没まで飲食ができないため、力仕事は身体に負担を与えるので、お仕事のお休みをとったそうです。


 

ラマダンの断食はいくつからはじめましたか?

男女でも違いがあると思いますが、だいたい15歳くらいからはじめました。

 

 

ラマダン期間中のお仕事について

会社には、事前にラマダン期間中は仕事を休むと伝えてありました。日本では1カ月も会社を休んだら、くびになることも多いと思いますが、もし、それでくびになるようだったら、あなたならどうしますか?
わたしは、そのような場合になったら1カ月、トルコに帰ってでも家族とラマダンを楽しみたいと考えています。

 

断食は飲まず食わずの辛いイメージがありますが

ラマダンは苦しみを味わうものではありません。むしろ、ラマダンが終わってしまい寂しさを感じています。

 

1ヶ月の長い断食が終わって喜ぶ人が多いのかと思いきや、「ラマダン中はアッラーの神との絆を深く感じることができるので、終わるのが寂しい」といった声もいくつかありました。学生のムスリムは体育の時間がしんどいと言っていましたが、それぞれ工夫をしながら無理せずラマダンを楽しんでいるように感じました。

25日から、断食明けのイードというお祭りがはじまります。ぜひお近くにいるイスラム教徒に気軽に「アッサーラーム アレイクム」と声をかけてみてください。「あなたに、平安あれ」という意味です。ムスリムとの距離がグッと近くなって、新しい発見があるかもしれません。

 

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