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GCC諸国と日本・北海道の経済交流促進フォーラム開催 in ルスツ

日本初のビジネスフォーラム


北海道留寿都村で6月13日に行われた、「GCC諸国と日本・北海道の経済交流促進フォーラムinルスツ」に出席してきました。
このフォーラムは北海道とイスラム圏諸国の間のビジネスや観光などの交流を活発にする目的で、GCCの在日大使を招待してこのようなフォーラムが行われたのは、日本初だそうです。会場は2012年10月から本格的にムスリム対応しているルスツリゾートです。

主催は北海道の高橋知事を委員長として北海道経済産業局、北海道運輸局などでつくる実行委員会で、湾岸協力理事会(GCC)加盟国であるアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、クウェート、カタールの駐日4大使と国際協力銀行の前田代表取締役、松島経済産業副大臣らが参加しました。


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各国大使のプレゼン


UAE大使は出席した5カ国の大使の中で最も日本滞在歴が長く、日本語も少しお話しされます。石油が出ない国なので、他のアラビア諸国とは違う戦略で自国の発展を目指しているとのこと。カタール大使、クウェート大使、バーレーン大使共に石油資源のみに頼るのではなく、新しい中東の経済資源を生み出していくことを目標に掲げています。カタールは、10年の間に万博やワールドカップも予定しており、益々の経済発展を予測していました。




北海道の観光を絶賛


GCC_FORUM_03北海道の自然や環境は中東の人々にとっては大変魅力的で、特に雪のない国の人々にとって、世界一のパウダースノーでスキーを楽しむことは一つのステータスでもあるようです。
ハラール対応環境を整えることで、益々、北海道に訪れるムスリム観光客が増えると確信しているとのこと。
特に、白い恋人とロイズのチョコレートはドバイでは伝説のお菓子的な価値あるお土産物になっているようです。ちなみにロイズは既にドバイに進出済みです。





今後北海道に期待すること


各大使からは、レストラン、ホテル、空港などのハラール環境を整えること、子供達が遊べる場所を増やすこと、もっと地域や国を挙げてイスラム教徒の観光客の誘致キャンペーンをすべきだとの意見があがりました。
観光地としてはパーフェクトで一度来たらその方達は必ずリピーターになり、また口コミでさらに観光客が増えるでしょう、という意見もありました。




会場のハラールメニュー


GCC_FORUM_04フォーラム後のレセプション会場では、北海道の有名な食材やスイーツが紹介されたほか、食事として日本食(てんぷら、お寿司)、洋食(フレンチやイタリアンを海鮮中心で)アラビア半島のハラール料理が提供されました。
GCC_FORUM_05特にサウジアラビアの餃子とピタパンの中に羊の肉を詰めて食べるサンドイッチが美味しかったです。
大使達は日本食に慣れているようで、まんべんなく召し上がっていました。
また、大使夫人達がおみやげのイカめしに興味津々で色々と質問をしておられました。





公の場ではなく、インタビューした際のお話ですが、経産省のある方から「ぜひ地方から日本もグローバル化を進めて日本を変えてください!微力ながら応援します」との心強いお言葉をいただきました!

今回のフォーラムで北海道の経済界、観光関係者と湾岸諸国の繋がりがさらに強まった印象です。そして北海道だけでなく、日本のイスラム教徒対応に強い期待が示された場でもあったと思います。



報告:ハラル・ジャパン協会 函館担当



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