ハラル・ジャパン協会 TOP >  ハラルニュース >  「ハラール関連食品商談会 in 仙台」レポート②

「ハラール関連食品商談会 in 仙台」レポート②

前回からのつづき

 

創業300年の老舗みそ・しょうゆ屋が手掛ける「老松 ハラールしょうゆ」

永田屋は延宝3年創業以来、時代に応じた使いやすくて、愛される商品を作るということをモットーにした宮城県亘理町の味噌・しょうゆ屋です。商談会にお持ちいただいたのは、ハラール認証を取得した業務用と卓上のしょうゆの2種類です。

こちらの老松のしょうゆシリーズは、常温で十分に保存できる、昔ながらの味わいと品質の高さが特徴です。しょうゆは和食に欠かせない定番調味料なので、レストランや学食を経営しているバイヤーからの評価が高く中東輸出向けにもなりそうだという声もありました。


 

米文化と伝統の味を伝える「みやぎのあられ」

みやぎのあられ(株)は自社の水田で育てた宮城のブランド米「みやこがねもち」を原料としたあられを製造販売している企業です。丁寧な手作業での製造と味のバリエーションが豊富なことから老若男女問わず人気があります。新商品や味の開発にも積極的に取り組んでおり、あられの「素焼きみやこがね」はもち米100%・無塩・無糖・無脂・無添加でヘルシー、お米本来のおいしさが際立つ逸品です。また、仙台味噌を練り込んだ「ゆず仙台味噌」や宮城の珍味であるホヤを使用した「ほやあられ」など地域色をいかした商品作りを得意としています。


 

気仙沼産のまるで白桃のようにほんのりピンクなピーチシャーク

(株)中華高橋水産は、気仙沼港に水揚げされた鮫からフカヒレ、鮫の肉や皮、骨などを有効利用した食品の開発・製造を行っている企業です。気仙沼産の極めて鮮度の良いピーチシャーク(ヨシキリサメ)を独自の方法を用いて加工した切り身なども売り出し中です。こちらは小骨が少ないので食べやすく、焼き物、煮物、揚げ物など料理に幅広く使用できます。商品の魅力を引き出すレシピの提案もされていたので、バイヤーの反応もよかったのではないでしょうか。人目を引きそうな「ピーチシャークフライ」など、面白いネーミングの料理ができそうです。


今回の商談会では、バイヤーと事業者の両方から参加して良かったというコメントを多くいただきました。宮城県の地域色をいかしつつ、さらに「ハラール」「無添加」「ノーポーク」「ノーアルコール」など、付加価値の高い商品が多くみられ、バイヤーにとって県内事業者の商品が高品質で魅力的な品揃えであったことがうかがえます。また、試食サンプルも多く配布されたので、珍しい商品を探しているバイヤーの目にもとまりやすかったのではないでしょうか。

なかにはこの商談会で、輸出・インバウンドのきっかけを掴んだ事業者もいたようです。ハラール対応をはじめたばかりという事業者には、販路拡大や今後の方向性などのヒントを得ていただければ幸いです。ハラール対応における経済的な伸びしろや可能性はまだまだ十分にあります。食の多様性も合わせてしっかりと学び、引き続き「宮城県ハラール対応食普及推進事業」を盛り上げていきましょう。(土岐)

分類から探す


このカテゴリーの記事一覧 最近の投稿 アーカイブ

Copyright © Japan Halal Business Association. All Rights Reserved.