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HALAL EXPO JAPAN 2017 見どころ~日本のハラール最前線②

11月21日から23日までHALAL EXPO JAPAN 2017が開催されました。(前回記事)こちらは世界中のハラール事業者が一堂に会する展示商談会です。今回の見どころはなんといっても東京発の「ムスリム×ロリータ」のファッションショーでした。

日本のkawaii(かわいい)文化とイスラームの文化がコラボした、今まで見たことがない斬新なムスリムファッションへの挑戦です。レースやリボンをふんだんに使ったヒジャブや、コスプレのようなスタイルにも注目が集まりました。

TOKYO MODEST FASHION SHOW 2017「ムスリム×ロリータ」



浅草の産業貿易センター台東館で行われたこの展示会では、ハラールに準じた衣食住に関連する展示から免税店、観光業者など全部で60以上のブースが集結しました。食品ブースでは手打ちそばや手巻寿司など日本の文化を体験できるコーナーもあり、自分でカットした蕎麦を食べることができて嬉しいと、ムスリムからの評判も上々です。


こちらのブースでは写メをSNS投稿した人限定で見た目も美しい、ベジ懐石弁当を無料で配っていました。ディスプレイもインスタ映え間違いなしの豪華さです。試食も弁当も全部ハラールで無料!普段は豚肉天国の日本なので、ムスリムは細心の注意を払わなければいけません。しかしこのイベント期間は豚やアルコールも出てこないので、外出先で唯一警戒することなく過ごせる日だったのではないでしょうか。


さてお次は神戸物産・業務スーパーの試食ブースです。業務スーパーは知る人ぞ知るハラール食品の宝庫です。現在、200種類以上の輸入ハラール食品を取り扱いし、在日ムスリムからも多く利用されています。お店ではハラールの鶏肉も安く販売しているので、牛肉も販売して欲しいという要望が以前から多く寄せられていたそうです。そして今年、ついにハラールビーフの販売を開始しました。


肉はオーストラリアのハラール協会が認定したハラール牛肉を輸入し、日本国内のハラール協会認定の工場でスライス加工しているそうです。牛バラカルビ焼肉用は500gで828円(100gあたり165.6円)。日本で入手が難しいハラールビーフをお手ごろ価格で、しかも店頭で買えるのは画期的です!

ハラール対応を進める各自治体のブースも盛況です。こちらは佐野市のジャガイモを使った「いもフライ」です。ソースはハラールのオタフクソースを使用し、ムスリムを起用して特産品をPRしていました。


そして我々ハラル・ジャパン協会も宮城県事業のブースに協力しました。今回はハラール対応を学ぶ宮城県内の事業者向けテストマーケティングです。宮城らしい特産品の牛たん弁当、仙台麩、金華さば味噌煮、無塩ZERO温麺、和風万能調味料、にしき食品のレトルトカレーなどを展示しました。


ハラール認証に頼らない、情報開示による売り方の実践です。たとえば「牛たん弁当」の牛たんはハラール認証の肉を使用しているので、そこはPRしますがお弁当自体はノーアニマル、ノーラード、ノーポークという売り込み方でムスリム「も」食べてもらえるようにピクトグラムや英語表記のポップや説明があります。

株式会社 こばやし 「ノーアニマル・ベジタリアン弁当」「牛たん弁当(加熱式容器)」



宮城県名物の仙台麩は、ノーポーク・ノーラード・ベジタリアンでPRしました。パッケージも可愛いので女性に人気でした!

株式会社 山形屋商店 「仙台麩」「仙台ふくちゃん(かりんとう)」



事業者や訪れたムスリムの方たちとも交流を深めながら、試食のアンケートも行いました。ムスリムの生の声が直接聞ける貴重なイベントでした。


ハラル・ジャパン協会では、地方創生の取り組み支援としてハラルを活用したサポートを包括的に行っています。宮城県事業ではメニュー開発や専門家派遣による社員研修、ホテルでの試食会やテストマーケティング。楽しいハラール視察バスツアー(12/6)なども行っています。宮城県内の事業者さまはどなたでも無料で参加できますので是非、ご応募ください。
(土岐)

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