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静岡県事業 ハラール&コーシャの視察研修バスツアーレポ

10月31日に静岡県経済産業部マーケティング課が主催する、多様な食文化に対応した「食」を提供するための視察研修会(バスツアー)が開催されました。こちらはハラールやコーシャについて実践的な内容を学ぶことにより、外国人のおもてなしに役立てることを目的としています。参加者は静岡県内の外国人受入に関心のある飲食店、ホテル・旅館関係者などです。

バスでは当協会の佐久間によるハラールの基礎や人類学者の富沢 寿勇博士の講義も聞けて、移動中もバッチリ勉強ができます。また座学だけではなく、ハラールランチを食べ東京ジャーミイを訪問するといった体験もできます。そしてなんといっても、普段足を踏み入れることのないイスラエル大使館でコーシャを学べるのがこのバスツアーの目玉でもあります。楽しく学びながら貴重な体験ができる、アイデア満載のツアー内容を時系列でご報告します!

 

多様な食文化に対応した「食」を提供するための視察研修会

8:00 出発
バスに乗って静岡県県庁からスタートしました。

11:30 東京ジャーミイ
東京ジャーミイ名物の山下さんによる、イスラム教の解釈や歴史の説明がありました。オスマントルコ様式の圧倒する美しさと迫力ある彫刻のなかで、モスクの役割とはなにか。なぜ男女別で礼拝するのかといった質問や、イスラム教が正しく理解されていない問題を取り上げ、なぜイスラム国は生まれたのかなど詳しく教えていただきました。

東京ジャーミイ



東京ジャーミイの裏には友愛インターナショナルスクールもあり、モスクの周辺はイスラーム文化を身近に感じることができます。


12:30 昼食
東京ジャーミイから歩いて数分のところにあるハラールのお店で昼食です。大人数なのでエジプト料理屋とパキスタン料理屋に分かれ、ハラル・ジャパン広報はパキスタン料理を選択しました。オーダーしたのはベジタリアンカレーのセットです。ほうれん草、ジャガイモとカリフラワー、豆の3種類のマイルドなカレーとモチモチの焼きたてのナンがとっても美味しかったです。

パキスタン料理 ベジタリアンカレー



14:30 イスラエル大使館
バスツアーのフィナーレを飾るのは駐日イスラエル大使館です。イスラエル大使館を訪問するには事前登録が必要で、入館の48時間前には免許証やパスポートのコピーを送っておきます。そして当日はゲートの前で事前登録した身分証明書を照合させます。ここから携帯電話やタブレット、カメラ等の電子機器は持ち込みできません。さらにゲートの奥にある入り口も2重になっています。

イスラエル大使館



ここまで厳重なセキュリティチェックをする大使館も珍しいので、さぞかし厳しい規律の強面の担当者が出てくるのではないかと不安でしたが想像を見事に裏切る爽やかでイケメンのイスラエル人でした。しかもイスラエル大使館公認のゆるキャラのクリアファイルとボールペンまでお土産でいただきました。ボールペンはライト付きで結構便利です。コーシャについてもハラールと同様に豚由来の成分が入らない食事の選択肢を与えることが重要で、わざわざ厳しい認証を取得しなくてもコーシャ対応できる方法をいくつか教えていただきました。また、嬉しい事にガイドブックの他にイスラエル料理のレシピまでいただきました!参加者の多くは飲食店関係者なので、コーシャの実践に役立てていただけるのではないでしょうか。

19:00 静岡県県庁にて解散。お疲れ様でした!




静岡県では食のグローバル対応を推進していて、ハラール(イスラム教の食事規律)やコーシャ(ユダヤ教の食事規律)等について実践的に学ぶための研修会を年間を通じて開催しています。参加費も安いのでこういった視察研修会バスツアーなどを有効利用して、実際に見て触れて勉強してさらにインバウンド・アウトバウンドに強い企業を増やしていきましょう。参加者のなかには、ハラル・ジャパン協会でテストマーケティングをして、中国などアジア圏に商品を売り出している方もいました。さらに自治体も利用すれば、低リスクで実践できたりさまざまな最新情報を知ることができてお得です。どうぞWでご活用ください!
(土岐)

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