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「外食ビジネスウィーク2017」in 東京ビッグサイト

8月29日から31日の3日間、「外食ビジネスウィーク2017」が東京ビッグサイトで開催されました。こちらは外食産業の食品・飲料・設備・サービスなど500社を超える出展者が一堂に集結する国内最大級の商談展示会です。ラーメン店、居酒屋、洋食レストラン、カフェなどの飲食店、ホテル・旅館業界関係者はじめ飲食店開業予定者のためのイベントで3日間で約5万人が訪れました。ブースは産業別にエリア分けがされていて、ラーメンのエリアでは本物のラーメン屋のようなブースの中で、試食をしながらスープや麺を購入することができます。
試食とは思えない、普通サイズのラーメンを提供してくれるサービス満点のブースもあります。


外食ビジネスウィークでは、店舗の売り上げUPを目指した新商品等の情報交換ができるほか、外食業界で活躍する講師陣による繁盛店のレシピやノウハウなどがセミナーで学ぶこともできます。年に1度のお祭りのような賑やかな展示会です。

 

日本人が納得する味を目指したハラールラーメン

ラーメン産業展のなかでも、ハラールを取り扱う企業がいくつかあります。札幌ラーメンの西山製麺はドバイにラーメンを輸出したり、食品メーカーの秀穂’(しゅうすい)はハラールラーメンの輸出とFC展開などもしています。
ハラールラーメンは豚のかわりにハラール鶏や野菜・昆布などの旨みを使用しているので、あっさりとした味です。完全に動物性の材料を抜くわけではないので、牛骨や鶏から出るコクもあります。業務用は主に生協の学生食堂やレストランなどに卸していて、小売り用は千葉のマイアウトレット、オンラインショップなどで購入ができます。

株式会社 秀穂’のKUSANOハラールラーメン(塩・味噌・醤油)



秀穂’は、ラーメンとん太や喜多方ラーメン会津屋などを展開している元々ラーメン屋です。そのノウハウをいかして日本人が「これは美味しい」と納得できるハラールラーメンを世界に広めようと現在、シンガポールやUAEなどに進出中。今後はアジアに輸出をする予定とのことです。

 

世界が注目するグルテンフリー×糖質制限食で大豆の可能性を無限に提案

ここ数年、「グルテンフリー食品」という言葉をよく耳にします。グルテンは主に小麦・大麦に含まれるたんぱく質です。摂取することで健康に悪影響を与え、小腸に損傷をもたらす「セリアック病」という自己免疫疾患が増加傾向にあります。2016年のEUの患者数は推計で500万人以上。アメリカは100人に1人がセリアック病といわれています。米を主食とする日本人にはあまり馴染みのない言葉で関係ないと思われがちですが、食の欧米化が進む日本も例外ではありません。日々、口にしているうどんや蕎麦、天ぷら、ビール、グラノーラやお菓子などすべてに小麦は含まれているからです。今、世界が注目して市場も急速に伸びてるのがこの「グルテンフリー食品」です。ヘルシーでダイエット効果が期待できるともいわれていて、セレブや健康志向の高い人たちの間でも人気があります。

こちらは大豆の機能と食品の研究開発をしている、株式会社エヌ・ディ・シーの大豆からつくられた麺「まーめん」です。


でんぷん糖類0%、食物繊維は小麦麺の6倍・たんぱく質は3倍という完全栄養食です。麺の種類も豊富なので、ラーメン・パスタ・焼きそば・うどん・サラダ等に使用することが可能です。

株式会社エヌ・ディ・シーでは流行りの大豆ミートはもちろん、大豆グラノーラ、大豆チップス、地産地消の産物でブロックやスライス状の大豆ハム・ソーセージも製造しています。大豆の新しい形状と可能性を引き出し、国産大豆の地産地消・食料自給率の向上を推進するエシカルで素晴らしい企業です。

大豆のカツ・大豆のそぼろ煮・大豆のチンジャオロース風



グルテンフリー意識の低い日本で、グルテンフリーの外食をすることは容易ではありません。訪日外国人旅行客が増加している現在、セリアック病などのアレルギー対応は日本の課題でもあります。「外食ビジネスウィーク2017」のレポはコチラへ続きます。
(土岐)

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