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Pakistan & Japan Friendship Festival 2017

8月10日から14日まで、「パキスタン&ジャパンフレンドシップフェスティバル2017」が東京上野公園の噴水前広場で開催されています。こちらのフェスティバルは、パキスタンと日本の文化交流を中心に日本におけるハラール文化の認知度向上に努め、日本人とパキスタン人、異国で孤立しがちな在日パキスタン人同士の交流を目的としています。
日本はパキスタンと1952年に外交関係を樹立して以降、長い年月にわたって友好な関係を保ってきました。現在日本には11,481人ものパキスタン人が居住しています(2014年6月末法務省統計)。しかしながら、まだまだ日本国内におけるパキスタン文化の認知度は高いとは言えません。このフレンドシップフェスティバルを通じて、ハラールフードやパキスタンの文化に触れてみてはいかがでしょうか。




ハラールのパキスタン料理が味わえる。

パキスタン・イスラム共和国(通称パキスタン)は南アジアの国家で、東側はインド、北東は中国、西側がアフガニスタン、イランなどの国境と接していて食文化もさまざまな国の影響を受けています。また、パキスタンは1947年にイギリス領インド帝国から独立した国なので、インド料理に似たメニューが多いです。


パキスタンはイスラム教国なので、豚を食べないかわりに羊の肉をよく食べます。日本で売られているケバブは鶏肉が多いと思いますが、こちらのフェスティバルではマトンのケバブを食べることができます。また、羊の肉をトロトロになるまでやわらかく煮込んだ、「ニハリ」は大衆料理のなかでも手が込んでいるので是非、試してみたい一品です。ごろっと大きめにカットされた肉と青唐辛子、生姜、コリアンダーが入っていてスパイシーで濃厚な味わいです。脂がかなり浮いていてオイリーですが、レモンを絞ってナンに浸して食べると美味しいです。

ニハリ



ラム肉のニハリとナンのセット(左)、鶏肉の炒め物タカタク(右)



子どもたちには「ゴールガッパ」というスナックが人気です。油であげた丸い空洞のカリカリのスナックの上部に穴をあけ、そこにひよこ豆などの具材とスパイスで味付けした水を注ぎ、素早くひと口で食べるストリートフードです。


ゴールガッパ



 

日本のハラールフードにも注目です

こちらは浅草の老舗の和菓子屋、「常盤堂雷おこし本舗」のハラル認証済み雷おこしです。「上磯部おこし」は白砂糖・黒糖・抹茶・海苔の4種類の味を楽しむことができます。ハラールだから味が変わるということもなく、サクサクとした軽い口当たりでとても美味しいです。日本人はあまり気にしませんが、お菓子などのスナック類には添加物をはじめ、製作工程でも豚由来の成分が含まれている場合があります。そのため、ムスリムは食品にどのような成分が含まれているのかチェックしてから食べることになります。日本では英語表記の成分表もあまりないので、ハラール認証があればムスリムは日本語が分からなくても安心して食べることができます。

ハラール雷おこし



老舗の伝統の味を守りながらも、時代の変化を的確にとらえ商品化できる企業姿勢は非常に勉強になります。

 

 親日&陽気で気さくなパキスタン人

日本は戦後まもなく綿花をパキスタンから輸入して、繊維産業などの貿易を盛んに行っていました。お互いにビジネスパートナーとして友好関係を築いてきた実績があります。パキスタンは親日で、日本の文化にとても興味があります。


フェスティバル初日の10日は、パキスタンのスポーツ親善大使でもあるアントニオ猪木さんが午前中に来たそうです。闘魂ビンタを受けて喜んでいる在日パキスタン人もいました。フェスティバルではアントニオ猪木さんの写真入りのタオルとTシャツが数量限定で配られていました。





パキスタンは国民の95%以上がムスリムのイスラム教国で、2030年にはインドネシアを抜き世界一イスラム教徒が多い国になると予想されています。今、世界的に注目されているのはイスラム圏の経済成長です。パキスタンはテロやインフラの整備などの問題を抱えていますが、中央アジアの玄関口としても便利で若い世代の人口も多く、その巨大なハラール市場はポテンシャルが高いと言われています。ハラール文化を身近に感じることができる絶好の機会なのでぜひ、足を運んでみてください。

(土岐)

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