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第49回ハラルビジネス実践会

2017年はじめての「ハラルビジネス実践会」が1月25日に開催されました。
ハラルビジネス実践会は、ハラルの初歩を学んできたこの数年を軸に、一歩先に進んだハラルビジネスの実践の場として開催しております。実際に現場で活動をされている企業様からお話を聞き、更なるビジネスの実践や交流の場としてご活用ください。
本年も宜しくお願いいたします。


中東への進出の為のハラル認証基礎知識講座

P1020772 ご登壇いただいたのは、日本イスラーム文化センター 大塚モスク 理事兼事務局長のクレーシー・ハールーン様です。ハールーン様のご出身はパキスタン。昨年の帰省の際は、ユニクロをはじめとする衣料品やマヨネーズなどの調味料や米、ハラルインスタントラーメンなどを大量にお土産に持って帰られたそうです。パキスタンも近年の食の流通軟化によって、ファストフードや添加物が多く入った食品が多く出回り、昨今は糖尿病患者が増えているそうです。そんな中でも、日本の和食や日本製食品は、健康的で安全という意識があるようで、好んで食べる方も多く、持ち帰られたお土産も大変喜ばれたとのこと。

日本で流通している食材に関しては、特に和牛は知名度があり、おいしさの認識もされているのですが、震災や狂牛病の問題で一部輸出が留まっていました。しかし、徐々に緩和されたこともあり、ハラル認証に向けての申請相談が増えているとのこと。その一例として九州の企業によるハラル認証の相談案件についてお話いただきました。実は近年、海外での認証に関するシステム、方針が変更になり、屠殺場や製造過程、原材料など、より細部に渡っての照明書類作成の手続きが必要になってきているそうです。特に肉類に関しては、屠殺場の設備問題もあり、「日本からパキスタンへの輸出にはもう少し時間がかかりそう」と展開を語っていただきました。さらに認証取得の難点が、原材料に非ハラル食材が使われているということ。“豚肉やアルコールはだめ”という安易な知識で遂行しようとしている企業がいまだにいるそうで、「ハラル認証商品を取扱うのであれば、しっかりハラルと向き合い学ぶことが大切」とハールーン様はおっしゃいます。

もっとハラルを学ぶには、食だけではなく、生活や常識の範囲でのマナーも学ぶべきでしょう。ある一例を挙げていただくと、「サウジアラビアで婚礼をする際には、男女は別れて行うのが常識」、さらには「人と接する時には、ハグや握手を含め、家族以外と接することはない」、というように、ビジネスシーンでも差し替えられるようなマナーを知ることも大切です。相手の信頼を得るためには、相手国の生活習慣を学ぶことも必要でしょう。

ハラル認証について知識を深めたい企業様はぜひ日本イスラーム文化センターへ!
【日本イスラーム文化センターHP】 http://www.islam.or.jp/

セミナー終了時には、登壇者様や参加者同士の名刺交換も盛んに行われ、情報収集の場としても活用されております。専門分野もそれぞれ違う企業が集まることで、情報の交換の幅も広がっていくことでしょう。

次回のハラルビジネス実践会は、2017年2月23日(木)19時~
ご興味のある企業様、ご参加希望の方は、お早めに申し込みください。
http://www.halal.or.jp/service/seminar/




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