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第47回ハラルビジネス実践会

11月29日に第47回ハラルビジネス実践会を開催いたしました。

ハラルビジネス実践会は、ハラルの初歩を学んできたこの数年を軸に、一歩先に進んだハラルビジネスの実践の場として開催しております。実際に現場で活動をされている企業様からお話を聞き、更なるビジネスの実践や交流の場としてご活用ください。



ハラルジャパン協会とアジアフードビジネス協会が提携!外食産業の今!


ご登壇いただいたのは、一般社団法人アジアフードビジネス協会 事務局次長 橘川昭文様です。アジアフードビジネス協会では、アジアでの飲食・小売・製造業の成功の秘訣となる「正しい立地の選定」、「絶対的な優位を持つ商品力」、「信頼できるパートナーの選定」を主題に、定例セミナーや交流勉強会、海外視察など、食業界のアジアへの事業展開を支援する唯一のネットワークとして活動をされています。

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日本はサービス産業大国です。その市場規模は2020年に向けて増えていますが、外食産業としては、一時期のピークを過ぎています。しかし、訪日外国人観光客が増えていることで、その消費額は大きく、主に“日本食”を食べることに比重を置いています。ラーメンや寿司といった定番の料理が相変わらずの人気ですが、近年は揚げ物のニーズが高く、定番の天ぷら以外にも、カツ類やたこ焼きなどが注目されています。これは“ソースで食べる楽しさ”があり、橘川様が所属しているお好み焼きのパイオニア「千房」(千房ホールディングス株式会社)でもソースで食べるお好み焼きに人気が上がっているとのことです。

一方、アジア圏における日本食は、“日式”と呼ばれているように、日本食のイメージを崩すことなく提供されるラーメンやカレーに需要が高まっています。日本の飲食企業が進出するには、香港やシンガポールのようなアジアのハブとなる国では、すでに新規産業が入り込む隙間がないほどですが、成長著しいフィリピンやインドネシアでは、これからでも参入しやすいと考えられます。とはいえ、「ハードルがどんどん高まっている東南アジアで、今までのような“なんちゃって日本食”ではなく、本当の日本食の提供が大切」と、橘川様はおっしゃいます。これは、訪日観光客が増え、実際に日本で実食することでその味を知っている事、さらにはNSNなど情報網の発達によって、外国人の日本食知識が高まることで、現地の人も本当に食べたいものを見極める力がついてきたと言えるようです。様々な事案を含めて解説をしていただきましたが、良い点だけではなく、注意点も多く、参加者も真剣にメモを取っていらっしゃいました。

講演では、海外進出もしている千房の話を伺うことができました。千房は1973年創業のお好み焼き、鉄板焼きの専門店です。国内では、ホテル、百貨店への進出や機内食での提供も行っていて、外国人観光客にも目に止まりやすい繁華街にも出店数が多い企業です。現在は、第二次創世期として、「変わらないために変わり続ける」ことを大切にされているとのこと。外国人観光客にも、ブランド周知をはじめ、リピーターの確保、インバウンド戦略などを探求し続けています。海外での活動としては、現在、ハワイ、タイ、ベトナム、フィリピンの4か国に出店されていて、中期的な視野として、安定した需要の中国や台湾への出店をはじめ、イスラム圏への出店も重要と考えているようです。
「柔軟性と多様性をベストな状態で求めていきたい。日本食は良きビジネスパートナーになる可能性が大きい分野であり、起爆剤になることでしょう」と、最後に力強いお言葉をいただきました。

【アジアフードビジネス協会HP】http://asiafood.jp/index.html

セミナー終了時には、登壇者様や参加者同士の名刺交換も盛んに行われ、情報収集の場としても活用されております。専門分野もそれぞれ違う企業が集まることで、情報の交換の幅も広がっていくことでしょう。

次回のハラルビジネス実践会は、2016年12月13日(火)19時~
年内最後の会となります。ご興味のある企業様、ご参加希望の方は、お早めに申し込みください。
http://www.halal.or.jp/service/seminar/

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