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第42回ハラルビジネス実践会

6月21日(火)に、第42回ハラルビジネス実践会を開催いたしました。

ハラルビジネス実践会
ハラルビジネス実践会は、ハラルの初歩を学んできたこの数年を軸に、一歩先に進んだハラルビジネスの実践の場として開催しております。実際に現場で活動をされている企業様からお話を聞くことで、よりビジネスの実践や交流の場としてご活用ください。



ドバイと観光

P1020393中東のハラルビジネスとして注目を浴びているドバイ。しかし、この国の生活や観光といったことについて、どこまでご存じでしょうか。今回は、ドバイ、アブダビと在住10年の経験者である茂野みどり様にご登壇いただき、ドバイの生活やエピソードなど、お話をしていただきました。茂野様はドバイキュレーターとして活動し、今年3月には、著書『ガイドブックには載らない 魅惑のドバイ㊙旅行術~周辺アラブ諸国も安心して楽しめる達人の知恵47~』(メイツ出版)を出版されています。

ドバイは石油資源も豊富で、金持ちの国という印象がありますが、生活者目線でみるとどのようなものでしょうか。茂野様が2000年に初めてドバイに訪れた頃は、広大な土地が広がり、10階建てほどのビルが立ち並ぶ程度だったといいます。2005年頃から、ハーバーアイランドの建設計画により高層ビル群の建築ラッシュとなり、現在のドバイが形成されていったとのこと。

経済発展の著しい国の27番目に位置し、中東の中では教育、経済裕福な国1位のドバイ。教育費、医療費(初診料除く)などは基本無償で、外国人労働者に対しても無税です。外国人駐在者にとっては暮らしやすい国のひとつといえるでしょう。日本人は現在約1万人いて、そのほとんどが駐在者です。すでに500社以上の企業がドバイに進出しているとのこと。日本企業への関心度も高く日本車も多く走っていたそうです。日本への関心も高く、タクシーに乗っては、「君は日本人か?」と聞かれ、興味を示された経験が何度もあったとのこと。

あまりドバイで観光するというイメージを持たれている方が、セミナー会場でも少なかったのですが、茂野様はドバイでラッフルズホテルの立ち上げにも関わり、ホテルのサービスマネージャーとしての経験も豊富です。集客のために旅行会社にツアープランを営業したりしていたので、観光面に関しても色々とお話してくださいました。今の季節は、6月4日からムスリムの方たちは断食のラマダンに入りました。観光客にとっては、その雰囲気を楽しむのに貴重な体験ができるかもしれません。日没後には、ラマダン中に食べるイフタールの食事のためのテントが張られ食事の用意がされています。「地元の人はもちろん観光客もwelcomeなので、ラマダン時期に行かれる方は、ぜひイフタールを食べてください」と楽しそうにお話してくださいました。

他にも、観光名所の話や気候の話など、生活者としての話をたくさんお聞きすることができました。興味を持たれた方は、ぜひ茂野様の著書を一度ご覧になることをお勧めします。

【『ガイドブックには載らない 魅惑のドバイマル秘旅行術~周辺アラブ諸国も安心して楽しめる達人の知恵47~』(メイツ出版)】
http://www.mates-publishing.co.jp/?p=20678




インバウンド・ASEAN向け多言語デジタル地図活用術と展開

P1020395続いてのご登壇は2回目の登場となる、インクリメントP株式会社 第2事業部 ソリューションSE部 馬場純様です。デジタル地図会社の強みを活かして、カーナビゲーションソフト、「MapFan」地図サービス、法人向け地図サービス、地図データベース、位置情報サービスを提供しています。今回もインバウンド向けに対応できる多言語デジタル地図の運用について解説していただきました。現在、インクリメントP株式会社が手掛けているのが、地図ブランドである「MapFan」です。多言語対応地図として年内に南欧を含めた14か国対応、来年1月からはアセアン各国に向けてビジネス展開を予定しています。

現在の地図の状況として、紙媒体とデジタルのギャップについて語っていただきました。数多くある紙の地図として、MAPから実店舗への導線が弱いということ。さらに多言語に対応するには紙媒体の限界もあり、デジタルを活用することで様々な提案や解消ができるのです。実際に企業と提携した店の案内地図について解説していただき、「地図のズームや移動、頻繁にデータ更新することで最新の情報が常に検索することができる」と、デジタルの長所を挙げていただきました。

また大きく展開しているのが、サイネージ採用です。みなさんは街や複合施設で、大きなデジタル案内板をみる機会があるのではないでしょうか。某繁華街で設置されている案内板は、自らの手で地図を検索したりできるもので、一日で200~300人が利用、その中の約3割は外国人が利用しているとのことです。これは、自国の言語ボタンを押すことでスムーズに検索ができる優れもの。なんと、警官や東京都の観光ガイドの方も利用されているそうです。

アセアン10か国の対応について、導入を進めているのがカーナビゲーションです。2020年までにアセアンでの新車台数は約500万台に迫ると予想されています。タイに合弁会社を設立し、オフィスを持つインクリメントP株式会社は、アセアンマーケット拡大を目指し、現地採用を含めた30名で対応されているとのこと。スマートフォンの普及拡大を踏まえ、カーナビゲーションにも設定できるよう、他業種メーカーと合同で研究開発を進められています。道路設備の改善やタクシー配車サービスの普及が急速に発展し始めているアセアンでは、デジタル対応の地図対策が急務と考えられます。

馬場様のお話を伺っていると、国の発展、インフラ整備にデジタル地図の重要性をひしひしと感じることができました。

【インクリメントP株式会社HP】 http://www.incrementp.co.jp/





セミナー終了時には、登壇者様や参加者同士の名刺交換も盛んに行われ、情報収集の場としても活用されております。専門分野もそれぞれ違う企業が集まることで、情報の交換の幅も広がっていくことでしょう。
次回のハラルセミナー&報告会は、2016年7月21日(木)19時~
ご興味のある企業様、ご参加希望の方は、お早めに申し込みください。
http://www.halal.or.jp/service/seminar/

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