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第38回ハラルセミナー&報告会

2016年2月29日(月)、『第38回ハラルセミナー&報告会』を開催いたしました。

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ネット環境が発展する昨今、日本だけではなく、世界中でシステム、アプリの動向が注目されています。海外進出の際はもちろん、視察、情報収集などでも必須アイテムとなったネットシーンの地図の活用法を解説していただきました。



インバウンド多言語地図/ASEAN地図事業

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今回、ご登壇いただいたのは、インクリメントP株式会社 第二事業部ソリューションSE部の馬場 純様です。インクリメントP株式会社は、デジタル地図会社の強みを活かして、カーナビゲーションソフト、「MapFan」地図サービス、法人向け地図サービス、地図データベース、位置情報サービスを提供しています。岩手県盛岡市に開発センターの拠点を置き、中国・上海やタイ・バンコクにも開発オフィスがあります。

インバウンドに向けては、「MapFan」にて多言語地図の提供をいち早く取り組み始めました。日本語をはじめ、英語、中国語、韓国語、インドネシア語に対応しています。実際に事例を上げていただき解説していただきました。訪日客向けのマップ情報を積極的に行っていてサイトをオープン。デジタル対応での“インドネシア語対応サイトは日本初の試み”となりました。道路や駅の交通機関はもちろん、商業施設、コンビニや飲食店の表示もあり、今後はハラル対応の飲食店の表記に関しても積極的に行っていく予定とのことです。「紙媒体での提供よりもデジタル化を進めていくことで手軽に利用でき、多言語対応サイトを充実させることで、2020年の東京オリンピックに対応できることを目標にしています。」と馬場様はおっしゃいます。

アセアンの地図事業に関しては、2015年に「インクルメントアジア」を立ち上げ、タイでデジタル会社と合弁会社を設立しました。アセアン10か国に対応したもので、日本と同様にデータ提供を目指しています。アセアンでも需要が高くなったカーナビゲーション事業も拡大させる予定とのことです。実際にタイ語表記でバンコク市内のルート案内の画像を拝見することができました。

スマートフォンの爆発的普及により、アセアンでもGPS関連ビジネスが一気に拡大しています。今、注目されているのが、タクシーによる情報提供アプリです。日本でも、タクシー配車アプリ「UBER」をご存じの方も多いのではないでしょうか。そのアセアン版といえるアプリが「Grabtaxi」です。渋滞の多いアセアン各国6か国21都市に対応していて、2014年12月にソフトバンクは、マレーシア発タクシー配車サービスのグラブタクシーに約300億出資しました。渋滞緩和対応や配車システムなど、サービスも日本にどんどん近づいている様子がうかがえます。

インフラ整備の一環として、今後もどんどんビジネス拡大の場が広がるアセアン及び2020年に向けての日本の地図アプリ産業に注目しましょう。
【インクリメントP株式会社HP】http://www.incrementp.co.jp/




「東南アジアハラルの市場開拓視察及びMIHASツアー」のご案内


P1010836当協会の大友より、毎年好評をいただいておりますMIHASツアーについて、ご案内させていただきました。「MIHAS」とは、マレーシア・クアラルンプールで開催されている世界最大規模のハラル製品の国際貿易見本市です。出展内訳は、生鮮食品、加工食品、オーガニック関連食品、穀物、乳製品、健康補助食品などの展示及び販売。また食品だけではなく、ホテル施設、銀行、工業団地など、出展企業は多岐に渡ります。

昨年の出店数は21か国528社。入場者は67か国23107人。日本からは7社が出展されました。今回のツアーは、3月29日~31日の日程で、MIHASの入場はもちろん、ハラル製品の工場視察やハラル市場進出の説明会も含まれています。ぜひ、内容をご確認の上、参加をご検討ください。

【東南アジアハラルの市場開拓視察及びMIHASツアー】http://www.halal.or.jp/service/20160330_mihastour/




アセアン進出へのアドバイス

MIHASならではのハラル商品や企業との商談が一番の目的であり、つながりを求める企業が多くおります。当協会のマレーシア支局長であるリック・スーよりさらなる解説をさせていただきました。海外進出の際になにを持って行くか、現地で何ができるかを現地でサポートをするべく当協会のオフィスがございます。

アセアンでハラルマーケットを実現するためには、各国のGDPや都市部の経済動向などの把握、産業の背景をしっかり理解することが必須です。日本企業の進出に関しては、調査が不十分な企業が多くみられます。これはネットから情報を得ることが多く、マクロ情報といえます。自社商品や開発事業が本当にその国に適したものなのか、リサーチと分析をしっかりするべきと考えます。情報の数値に対して、その詳細はどのようなものなのか、ミクロ情報をしっかり捉えるべきでしょう。

マレーシア支局でも、海外進出のための支援、事務所設立のためのアドバイス、諸認可手続きからハラル仕様のための提案及び諸工事、社員教育のためのノウハウまで多岐に渡ります。現地の情報を基にした生の声を活かしたデータや市場調査に適した内容で、企業のためにサポートをさせていただきます。

セミナー終了時には、登壇者様や参加者同士の名刺交換も盛んに行われ、情報収集の場としても活用されております。専門分野もそれぞれ違う企業が集まることで、情報の交換の幅も広がっていくことでしょう。





次回のハラルセミナー&報告会は、2016年3月15日(火)19時~
ご興味のある企業様、ご参加希望の方は、お早めに申し込みください。
http://www.halal.or.jp/event/ex/

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