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第32回ハラルセミナー&報告会を開催しました

P10102972015年8月25日(火)、『第32回ハラルセミナー&報告会』を開催いたしました。

日々、セミナーをはじめ様々な企業様や依頼を受け、お話をさせていただく機会がありますが、ビジネスチャンスがありながらも逃している企業が多くあるのではないでしょうか。ハラルのことをもっと学び、準備を整えていくことが大切です。企業が伸びるチャンスとしては、固定観念を払拭し、ハラルマーケットに適した知識で取り組むことで、新たなアイデアが生まれてきます。ぜひ、ハラルセミナーや報告会をご活用下さい。

前回に続き、「貿易実務セミナー」第二弾として国際貿易の流れを専門企業様にお話をうかがいました。


貿易実務セミナー

P1010301ご登壇いただいたのは、フライングフィッシュ株式会社 営業推進グループの宮垣 徳夫様です。フライングフィッシュ株式会社は、国際物流において、陸・海・空の輸送環境をシームレスにし、多様化するお客様のご要望にマッチしたお客様毎の“オーダーメイドの物流”をコーディネートし、最適かつ高品質な物流サービスを適正な価格でご提供しています。

ここ3年で、日本の食品の海外向けアウトバウンド動向が激しくなってきました。大手企業だけではなく中小企業が、大都市をもつ大国だけではなく貿易と縁遠いと思われていたアフリカなどの国にまで進出しています。では、実際に輸出の工程は、どのように行われているのでしょうか。

国内とは違い、海外へは船便で取引先国に運ばなくてはなりません。その際には、国内の港まで、海外の港及び倉庫までと、貨物の管理、費用をどの責任範囲まで区切るかをバイヤーと契約の段階で密に詰めなくてはなりません。これを曖昧な責任にしておくと、のちに事故や破損などのトラブルに遭遇した際にとても手間のかかることになります。セミナーでは、準備すべき書類や項目を細かく説明していただきました。

貨物については、保税蔵置場所に一時保管をしなければ輸出通関はできません。同時進行で輸出申告書類を提出し、許可をもらいます。書類と貨物が揃わないと国内を出ることはできません。通関後、貨物をコンテナに移し出港するわけです。この一連の流れは、「船の出港スケジュール、貨物の入港日、出港日を踏まえ、しっかり段取りを組むことが大切です。時間管理をし、余裕をもって試みをしなければいけない」と宮垣様はおっしゃいます。

輸送については、見落としがちなリスクがあるようです。特に貨物を多く搬入する中で、積み込む昆載業者は、いかに多くの貨物を積み込むかを意識するとのこと。コンテナの中は自社だけの商品があるわけではありません。積み重なっていく貨物は重量に耐えなければならないのです。梱包素材もしっかりしたものを選び、搬入の際の段ボールの積み方にもコツがあるようです。コンテナごとの搬入の場合もしっかり貨物と土台となるパレットをしっかり固定するなどの対策が必要です。実は裏技テクニックもあり、実例を挙げていただきました。現在、日本には大型の貨物が入港することはほとんど無いようですが、中国からヨーロッパやアメリカに行く大型貨物船は、最大で18000個もの貨物が積載されるとのことです。また、食品の大敵である温度に関しても、運搬中のコンテナ内温度は60℃になることもあるようなので、防熱シートなどを使用するといった自衛のための対策が大切です。

他にも、インドネシア、マレーシアの事例を挙げていただき、近年の輸送事情をお聞きしました。今後もアウトバウンドとしての輸出は一層増えてくることと思います。「運送から現地のドアtoドアとなり一貫した流れで企業の役に立つ業務を心掛けていますので、是非ご相談ください」。

【フライングフィッシュ株式会社HP】http://www.flyingfish.co.jp/




講演終了後も、質問や名刺交換が盛んに行われました。専門分野もそれぞれ違う企業が集まることで、情報の交換の幅も広がっています。

次回のハラルセミナー&報告会は、2015年9月17日(木)19時~
ご興味のある企業様、ご参加希望の方は、お早めに申し込みください。
http://www.halal.or.jp/event/ex/



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