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第28回ハラルビジネス交流会を開催しました

2015年4月21日(火)に『第28回ハラルビジネス交流会』を開催いたしました。

第28回ハラルビジネス交流会 写真1

4月15日~17日までイスラム食ビジネス専門の展示商談会「第2回ハラールマーケットフェア」が開催されました。1年前と比べても商談の件数も増え、特にBtoBのマーケット、業務用食品に動向が集まっています。
ハラル認証を取得した飲食店が、続々とオープンしています。東京・池袋にある「The Manhattan FISH MARKET(ザ・マンハッタンフィシュマーケット)」はマレーシア資本の飲食店。今回は、名物料理を試食しながら実際にどんな事業なのかお話をお聞きしました。




日本初上陸!グローバル展開するレストランの店づくり

第28回ハラルビジネス交流会 写真2

「ハラル認証シリーズ」。今回は、オープン前から話題となっていた日本初上陸のアジア最大級”ハラル”シーフードレストラン「The Manhattan FISH MARKET(ザ マンハッタンフィッシュマーケット)」(以下、MFM)です。ご登壇いただいたのは、マーケティング担当のdollar abshir Omar様です。今回は、MFMのおすすめ料理を試食させていただきながらお話をお聞きしたので、良い香りが会場中に広がりました。

MFMは、2002年マレーシアに誕生しました。現在は世界7か国で展開しており、2015年2月26日東京・池袋に日本1号店をオープンしました。店名にもあるように、アメリカンスタイル様式の魚料理レストランです。アメリカには活気ある市場が各所にあり、その雰囲気に感化されレストラン業を展開することを決意しました。アメリカでマレーシア人GMOと手を組み、ファストカジュアルの分野を開拓したのです。

料理はすべてハラル認証を取得しており、アルコールの提供はありません。しかし、フルーツシロップを使用し、カクテル風に色鮮やかに仕上げる工夫をしています。調理は食材の良さを生かしながら、焼き、揚げ、網焼き、煮込みと4種の技法を用いて、料理によってはお客様の前で焼きの仕上げを見せたり、デザートもお客様の前でソースを仕上げたり、パフォーマンスを取り入れた臨場感ある演出にも注目です。

ハラル認証を取得することによって「ムスリムの方たちも食べられる」ということはとても重要です。魚を専門としているので安心してお召し上がりいただけます。ハラル認証のファストカジュアルを目指す上で、ムスリムの方たちに広く利用していただきたいです。また、2020年の東京オリンピックでは、世界各国からも多くのイスラム教徒が来日するでしょう。そのためにも2020年までに5店舗の出店を目指しています。




名物料理ご紹介

今回、試食としてご用意いただいたのは、魚介類を衣にまとわせ揚げたプラッターやグリルの盛り合わせです。
・白身魚のプラッター
・イカのプラッター
・カキのプラッター
・エビのグリル
・フライドポテト
・ジャスミンライス
・ガーリックハーブソース

料理の解説をして下さったのはMFM池袋店マネージャーの藤原 友良様です。
「当店は、ムスリム留学生と日本人学生たちの交流の場としても活用され、日本人家族連れにも多く利用されています。ぜひ、お近くにお越しの際はお立ち寄りください」とのこと。

魚介類は、その素材もフワフワな仕上がりです。衣にもスパイスで味つけがされているので、食べやすく、それらをガーリックハーブソースにつけて食べれば、食欲がさらに増すことでしょう。大勢で分けて食べれば美味しさも倍増ですね。
魚介類の他にも、鶏肉を使用したメニューもあります。スープやサラダ、パスタもあるそうなので、ランチやディナー、様々なシチュエーションで楽しめます。

【The Manhattan FISH MARKET】
http://manhattanfishmarket.com/japan.html




ハラル認証について

第28回ハラルビジネス交流会 写真3今回、ハラルについての解説をマレーシアハラルコーポレーションのハラルマネジャー アイズデイン アリ様にお願いいたしました。
イスラム教徒として日本にいる際に一番悩むのは食事です。スーパーで食べたいものを見つけても、パッケージみてハラル認証を取得しているかを確認しなければなりません。豚肉由来の食材、ノンハラルの原材料が使われていたら食べることができないのです。そのためにもハラル認証マークが商品についていることは目安になり、とても大切なことです。

豚肉はもちろん豚由来の動物性食品、ショートニングやエキスも食すことはできませんし、アルコールもNGです。お酒以外にも調味料としてアルコールは使われていますが、そちらも気をつけなければなりません。逆に植物性由来の食品、鶏肉や牛肉、魚介類は食べることができます。常に食品に敏感にならなくてはいけない状況で、MFMのようにムスリムの方たちが気軽に利用できる店舗がどんどん増えることを願っています。そのために私たちマレーシアハラルコーポレーションのメンバーも全力でサポートいたします。




ハラル近況報告

第28回ハラルビジネス交流会 写真4当協会調査担当の中川から報告させていただきました。
現在、ハラル認証を取得したラーメンとカレーの開発が注目され、メディアにも取り上げられています。鹿児島県・南薩食鳥株式会社様がハラル鶏肉を加工したチキンベーススープのラーメンを製造しました。ムスリムの方たちからのリクエストでも「ラーメンを食べたい」という意見が多くあるのです。同様にチキンカレー、ビーフカレーも製造されました。現在、入手できるハラルカレーは、ムスリム国からの輸入品やインド、パキスタンチェーン店のカレーでした。日本様式のカレーとしては画期的な商品です。
秋田県・林泉堂様からは生タイプの醤油味のラーメンの登場です。日本人にも好まれる味に近づいたラーメンで、日本に多い豚肉由来のラーメンとは違うジャンルでの開発が進んでいます。

アジアビジネスソリューションとして「HABIBI JAPAN」というサイトに注目です。日本の企業とサウジアラビアを中心とする企業や個人を結ぶためのサイトで、ターゲットとなるのはMENA諸国の市場である中東、南アフリカなど24カ国、約5億4000万人です。日本から現地のバイヤーとの商談、BtoCとして個人の消費者に対するEコマース展開、日本に観光客を呼ぶという3本柱で構成されています。

ハラルビジネスに関しての情報は
【ハラルジャパンチャンネル】 HPをご参照ください。
日々、更新されるハラル情報に注目です。
http://www.halal.or.jp/hjch/





ハラル食品見本市「MIHAS2015」ご報告

第28回ハラルビジネス交流会 写真54月にマレーシア・クアラルンプールにて、ハラル食品見本市である「MIHAS」が開催されました。当協会代表の佐久間が視察を行いましたのでご報告させていただきます。

企業が展開するトレーサビリティーとして注目するのが「HALAL+HACCP+ISO」です。会場内にはこれらを取得している企業が数多くありました。三種の神器ともいえ、取得することで食の安心をPRする有益性があると考えます。今回は特に台湾企業が多く活用していと感じました。
マレーシアの大学でも食品の水分検査を実施することで、豚肉由来、アルコール成分も検出することができる機能を持っています。この検査によって、ハラルに対応しているかどうかを明確に証明ができるのではないでしょうか。企業からの依頼も多くあるようです。

日本パビリオンにも行ってみました。数企業が合同で出展しており、クロレラ食品やジュースなどもありました。食品が多く、美容関係に関しては日本国内でもほとんど開拓がされていません。一方、マレーシアにはハラル化粧品はあってもブランド力としてはまだまだです。洗練された商品が少なく、販売シェアもまだ広がっていないようでした。しかし、美白やダイエットに関しても現地の人たちは興味を持たれているようです。コンパクトなタイプでアメニティとしての活用も需要があるかもしれません。
今回、3回目の視察でしたが、本当に海外の物が売れるのか!マレーシア以外の企業の出展減少に今後の課題がありそうです。



次回ハラルビジネス交流会は、2015年5月18日(月)19時~
ご興味のある企業様、ご参加希望の方は、お早めに申し込みください。
http://www.halal.or.jp/event/ex/

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