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第26回ハラルビジネス交流会レポート

2015年2月17日(火)に『第26回ハラルビジネス交流会』を開催いたしました。
毎回、様々な企業の方々に参加いただいております。昨今は、食品のハラル認証だけではなく、礼拝の場である祈祷室にも注目が集まっています。国内でのインバウンドも盛んで、情報収集や情報交換からハラルの実践の場が広がっている状況です。
ビジネス交流会に加え、ハラルの知識とマーケティングを学ぶ「ハラルビジネス講座」も取り入れ、学ぶことから事業に活用していただきたいと思います。

沖縄でのハラルビジネス事業~東南アジアにもっとも近い県では~

P1000753メインセミナーとして登壇いただいたのは、株式会社 ブランド総合研究所 代表取締役社長 田中章雄様です。田中様は当協会の副理事長でもあります。ブランド総合研究所は、地域ブランドおよび企業ブランドの研究とコンサルティングを行う専門企業です。

日本の南に位置する沖縄県は、東南アジアに近いことからハブの位置づけを考えています。東南アジアへの航空会社の直行便が多く、沖縄を夜に出発すれば翌朝には東南アジアの主要都市に到着します。その構造を利用し、物流のハブ機能の活性化を沖縄県では打ち出しています。単に空輸する経由地というだけではなく、製品の加工や組み換え作業を沖縄で行うことで需要も生まれます。また、沖縄県を訪れる観光客は昨年度38%増、観光客の増加に伴い、インバウンドとしての主力県として取り組みもあります。しかし、東アジアからの観光客が多く、東南アジアからはまだまだ数は多くありません。将来的構想を考え、今後の可能性を視野に入れ取り組んでいます。

「ハラルジャパンチャンネル」のピックアップ記事から抜粋した沖縄県の取り組みをご紹介していただきました。ハラル認証の取得、ハラル対応の実例、設備の設置など、情報はたくさんあります。しかし、それを実施したことでの需要拡大の充実さ、需要の高さがまだ足りていません。それは、日本がハラル対応していることに世界はまだ知り得ていないからです。その原因の一環には、日本国内での情報や活動がバラバラで、何を信じ、指針として良いのかが不透明だからです。これからやらなければいけないことが多く、2020年東京オリンピックに向けて、これからがチャンスの時ではないでしょうか。

取り組む企業の中で注目をしているのが「株式会社 食のかけはしカンパニー」。沖縄のハラル活動の未来を握る企業です。28社からなる出資会社で、日本中の農産物を沖縄に集めて、全国にフィードバックするという活動です。一見、流通の無駄と思われることでも、付加価値をつけることで、特にハラルに密着することを提案しました。3年前、ハラル対応がどの様なものかも分からない状態で始まり、今年から工場の稼働を予定しています。日本の食材と技術によって、惣菜をハラル化する取り組みです。日本の農林水産業の活性化として、国内食材にこだわり、添加物をできる限りなくしての製造、おいしさの追及を目指し、輸出も狙っています。日本の商品を日本の味を現地で売れるにはどのようにしたらよいか。
ムスリムの方にどうしたら受け入れられるか。色々と模索しながら挑戦しているのです。

ハラルメニューを提供するための食とはどのようなものか。安心できる要素として、食のかけはしカンパニーで取り扱う食品を提供すればレストランやホテル、旅館にも需要が高いと考えられます。企業からの依頼、提案をしていただくことで、ハラル認証を受けた工場で製造することも可能です。もちろん、ハラル対応の商品を作りたい、今後認証を取得したい、海外で二次加工してハラル認証を受けたい、など沖縄県で展開したいと考えている企業にも対応しているので、どうぞご相談下さい。




ドバイガルフード(Gulfood)レポート

ドバイ視察12月8日~2月12日まで開催されておりました世界最大の食品展である「ガルフード」の視察を佐久間代表はじめ、スタッフで視察してまいりましたので報告いたします。
UAE7つの首長国のひとつであるドバイ。会場は5000社の出展がありました。
とにかく大きな会場ですので、手分けして回ることにしました。資料をもらったり話を聞いたり、役割を分担して効率よく回ることをおすすめします。実は期間中、最終日を待たずにブースを閉めてしまう企業が多くあることに気がつきました。最終日までの時間を考慮するよりは早めに行動するのが吉です。

日本からはJETROが出展しており、その中に日本企業16社の商品が展示されていました。JETROは生ものの展示を禁止しているので、お菓子などの加工品が多かったです。会場全体では日本からの出展は少なく、初めてガルフードに出展をお考えであれば、事前にドバイで行われている見本市イベントがあるので、まずはそこに出展して実績を作ってからガルフードに進出という流れが賢明です。
日本企業出展数に関しては、とても少ないです。UAEの企業ブースに便乗して商品を展示している日本企業もありました。和食が無形文化遺産に登録されたとはいえ、世界をみるとまだ浸透はされていません。韓国や中国のブース数に比べたら格段に出店数も少なく、PRも一苦労です。




会場内には企業ブース以外にも食関連のメディアブースがあります。そこに売り込みをかけることで取材対象にしてもらえる可能性もあるかもしれません。
また、期間終了後もすぐに帰国せず、現地企業との交渉を行うことも大切です。会場で時間が無くなっても、企業名をチェックしてアポを取れば有効的です。今後の貿易を左右しますので、時間をフルに使って企業との交渉を進めることをおすすめします。
視察中、「日本のフーデックスにも出展する予定だ」という企業が多くありました。ドバイに出展できなくても、日本の見本市であるフーデックスにも可能性が多くありますので、ぜひそちらにも足を運んでみるのも良いでしょう。
ヨーロッパ諸国から避暑地としても人気のドバイですので、物をドバイに持ってくるのか、アジアに行くのかによってもアウトバウンドの展開の違いがあると思います。うまく商談し、自社がどの国、どの地域をパートナーにするのか、実際の目で確認してみてください。


協会からのお知らせ

main2「マレーシア ハラル・MIHAS視察ツアー」のご案内
世界最大規模のハラル製品の国際貿易見本市であるMIHAS。今回の開催に合わせて視察ツアーを企画いたしました。MIHASの場内視察はもちろん、ハラル製品の工場視察、大型ショッピングモールを訪れ、ハラル商品がどのように販売されているかをみることができます。
日程:2015年4月1日(水)~4月3日(金)
この機会に現地でハラル商品にふれてみませんか?
【内容のご参照や申し込み】
http://halal.or.jp/event/tour/



「バングラデシュビジネスセミナー」のご案内
高い経済成長率と1.6億人の人口構成を背景として、バングラデシュの労働力と消費市場はいま注目を集めています。一方で中国とインドの間に位置しながら情報が少なく、イスラム教徒の国であることもあまり知られていません。今回はバングラデシュからブループラネットグループの日本事務所設立記念第一弾として「アパレル・衣料繊維関係」「リゾートホテル・旅行」「物流・貿易」「外食・飲食」を対象に、大阪・東京でビジネスセミナーを開催します。
日程:2015年2月26日(木)・大阪会場
2015年2月27日(金)・東京会場 
【内容のご参照や申し込み】
http://www.blue-planet-japan.com/news/index.html


次回ハラルビジネス交流会は、2015年3月24日(火)19時~
ご参加希望の方は、お早めに申し込みください。
http://www.halal.or.jp/event/ex/

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