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第22回ハラルビジネス交流会

第23回ハラルビジネス交流会

2014年10月28日(火)に『第22回ハラルビジネス交流会』を開催いたしました。
当協会には、商談、観光など様々な視点から相談の問い合わせをいただいております。それに伴い、全国各地を巡ることで首都圏と地方のムスリム対応への違いも把握することができます。仙台では、来年3月に十年に一度の国連世界防災会議が行われます。各国首脳陣が仙台に一堂に集結するのです。しかし、受け入れ態勢はまだ整っていない状況です。東京オリンピックを2020年に控え、世界に発信する日本としては、今後行われる国際会議などの対策も急務となることは間違いないでしょう。
ぜひともビジネス交流会を通じて、今後のムスリム対応の参考になさってください。




日本・バングラデシュにおける産業と今後の展開

第22回ハラルビジネス交流会 写真2ご登壇いただいたのは「日本バングラデシュビジネス研究会」副会長であるモハメド・シャーミン様です。日本バングラデシュビジネス研究会は、日本とバングラデシュの架け橋となるため、日本の良い商品を自国に紹介、またバングラデシュから日本へと、両国がつながる役割を果たしています。

バングラデシュは国民の93%がイスラム教徒です。産業はアパレルが中国に次ぐ第2位となっています。人口も多く人件費が安いことも魅力です。日本の大手メーカーの製品もバングラデシュで製造されています。また、日本車も新車、中古車含め多くあり、日本で製造された部品をバングラデシュで組立て製造販売をしています。
食品に関しては、こんにゃくに注目をしています。3年前からバングラデシュにて、こんにゃく芋の生産に入りました。現地で生産されたこんにゃく芋を日本に輸出しているのです。これは初めての試みになります。このことにより雇用需要も高くなりました。

シャーミン様は日本に26年在住。その間、和食店に10年務めるも和食を食べることができませんでした。原材料のひとつ“みりん”にアルコール成分が入っていたためです。現在はハラル認証を受けたみりんも販売されるようになり、ついに10月、東京・赤坂にハラル対応の「東京ハラルレストラン」を開業しました。
シャーミン様は「アスリンク」という会社も運営しており、11月に中近東アブダビ、ドバイに向けてのハラル認証の食品輸出を視野に入れて出展予定です。現地の食品展示に加え、日本のハラル認証食品の展示。現在14社ほどが出展を予定しているとのことです。その中で日本の日本茶の出展に注目しているとのこと。茶葉の年間輸出金額は約50億円。その中で中近東には約1200万円分しか出回っていないようです。アルコールを飲まない習慣の分、お茶を飲むバングラデシュ人にはさらに需要が見込まれそうです。
茶葉だけではなく、茶器や生産用の機材など、まとめてセットで輸出するのも一つの方法だともいいます。商談が大事です。ぜひ、シャーミン様にご相談ください。




第二回「ハラールマーケットフェア」開催にむけて

株式会社ファースト Global Business Promotion Div.斉藤由美様にご登壇いただきました。メーカーでの売り場のサポート業を行い、昨年は、イスラム市場に日本の食品を広める経済産業省 クール・ジャパン戦略推進事業「ジャパン・ハラール・フードプロジェクト」を展開されました。さらに、2015年4月15日から国内最大級の業務用食品・食材機器、容器の総合見本市である「第18回FABEX(ファベックス)2015」内の同時開催として「ハラールマーケットフェア」http://www.jhfp.jp/ が開催されます。

商談と展示、講演とプレゼンを主とし、商品としては、食品、食材、調味料、飲料、食器、調理器具などです。ハラル認証商品に限ることなく、幅広いジャンルから出品を促します。個別商談バイヤーは20社。国内の外食、商社などはもちろん、海外ではインドネシア、バーレーン、UAEなどからもバイヤーが来場される予定です。国内外の双方を見据えた商談が見込まれます。

昨年のFABEXは7万5000人もの来場者があり、中食・外食、惣菜、ベーカリー、スイーツなどの食品関連に特化した展示会です。ハラールマーケットフェアを含め、5フェアの同時開催となります。完成商品としてだけではなく、業務用として食材を提供することで、飲食産業とのメニュー開発などが今後伸びる可能性があると当協会も考えています。ぜひ、インバウンド、アウトバウンドのきっかけとしてご来場ください。




インターン生によるアセアン市場の現場報告会

第22回ハラルビジネス交流会 写真4東南アジア・南アジアのハラル環境の現場をリポートしてくれたのは、当協会のインターン生である三代澤 誠です。交流会の前日に帰国したという、ホヤホヤの現地情報の報告をいたしました。

神奈川の大学を休学してマレーシアへ渡航。HTCのセミナーにてハラルの勉強をしていました。すでに協会のビジネス講座を受講していたので、現地の内容も躊躇することなく理解対応できたようです。マレーシアではラマダンを体験したり、現地の方の家にホームスティをしたり、バックパッカーをしながらアセアンも巡りました。
マレーシアのスーパーでは中華系の人たちが豚肉を扱うこともあり、販売エリアを区切るなど慎重に扱われています。また、美容室では、外から見られないよう囲って女性が抵抗なくヒジャブを取れる環境が整っています。病院などでもハラールマークによる食事の対応もきちんとされていました。街のあらゆる施設、環境にムスリム対応がされていて、ムスリム大国の真髄を垣間見ることができたと思います。

ベトナムでは、環境産業としてのハラル対応が盛んです。しかし、豚肉を扱っている店では、ムスリムの環境客が誤って食べてしまう場合もあります。これを英語で説明するには大変です。表示をしているだけでも、ムスリムの方たちは理解できるのですが、その対応にも格差がありました。

2週間インドに滞在し、ムスリム環境を視察しました。日本でもハラル認証を受けている食品にアルコール成分が入っているなど、話題になりましたが、インドでもそのような事例があり、ムスリムの方たちも困惑している、という報道もありました。インドにはスーパーが少なく、食品の保存環境もよくありません。輸入調味料も高価でした。

現地で見て、食べて、五感で司ることも必要です。日本企業が進出する際に視察の大切さを感じました。その他の詳細情報は、HPにも寄稿しておりますので、ぜひご覧ください。
【海外レポート】http://halal.or.jp/halalnews/category/report2/




ハラル認証企業紹介シリーズ

第22回ハラルビジネス交流会 写真3毎回様々な企業様がハラル認証取得の経緯をお話していただける人気シリーズです。今回は、群馬製粉株式会社 品質管理課 佐藤善久様にご登壇いただきました。
弊社は伊香保温泉の麓にある米やコーヒーなどの原材料を製粉、販売をする会社です。米粉といっても地方や用途、粒粉の大きさによって呼び名が変わります。

ハラルという言葉を知ったのは取引先企業のあるタイでした。すでにハラル認証を取得しており、あらゆる商品や書類にハラルという言葉がありました。タイは日本同様に米粉産業国で、取引先の会社は日本への輸出も行っていました。
昨年6月にハラール認証についての調査を開始しました。12月にはハラルジャパン協会での「ハラルビジネス講座」を受講。今年からアジアハラル協会による本監査開始、8月にハラル認証を取得いたしました。
弊社の取り扱う材料は基本ハラルなので取得は安易でありましたが、一部の原材料の審査で原材料証明の確認がありました。その際、きな粉に関して動物性添加物などと同ラインでの製造が行われており、施設現状から黄粉の扱いには認証を受けなかった経緯があります。

今後は、近年のASEAN諸国の成長や2020年の東京オリンピック、富岡製糸工場の世界遺産認定による観光業の強化も重要と考えています。また米粉だけではなく、米事態の良さを海外にアピールすることも弊社の役目と考えています。




マレーシア・インドネシア・ドバイ視察報告会

当協会の調査/コンサルタント担当の中川より現地で撮った写真を見ながら報告。当日、会場には現地で購入した商品も展示させていただきました。

マレーシア・クアラルンプールの新空港設備が整い、降り立ってすぐに視察開始しました。ムスリムのための祈り部屋の環境が整っていたり、多くのファストフードにはジャキムの認証表示が掲げられていたり、多くのムスリムの方たちが食事をしていました。
街中の寿司チェーン店では海苔を裏巻きしてマンゴーで巻いたりするなど、日本人の感覚とは違った寿司スタイルがあり、スペシャルメニューとして提供されていることに驚きました。また、商業施設では、各国のデザイナーが競って内装を手掛ける日本風の日本食街エリアがあり、大阪で審査が行われたようです。相撲が描かれていたのが面白かったです。
ムスリム向けだけではなく、豚肉を扱う商品には、あえて豚肉使用の表記があったのも多民族国家ならではのポイントかもしれません。
インドネシアでは機内の水やヤクルトにもハラル認証がありました。日本の大手メーカー菓子にも現地ハラルを示すマークがあり、それぞれの志向でハラル表示しているのが驚きでした。

ドバイに向かい、早速スーパーでの調査を開始しました。写真撮影ができなかったので物品を購入してきました。インドネシア産のハラル認証商品もありましたが、現地近隣国で製造された商品には、ハラル認証機関ではなく、自社がハラルとして製造した証である独自マークを印刷している商品が多かったのが印象的です。
ドバイには、インド、パキスタン、バングラデシュ、フィリピンからの労働者も多く、その方たちが集まる地域がどこなのか、など情報収集も大切です。




次回の交流会は11月25日(火)を予定しております。毎回多くの方にご参加いただいておりますので、参加ご希望の方は早めにお申し込みください。

http://www.halal.or.jp/event/ex/



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