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第20回ハラルビジネス交流会

2014年8月27日(水)に『第20回ハラルビジネス交流会』を開催いたしました。20回目を迎え、“ハラール”をキーワードに毎回テーマに沿って様々な方をお招きして続けていくことができました。アセアンに限らず、最近では中東の情報も多く、お話できる内容も豊富になることで環境も整ってまいりました。問い合わせも多く、インバウンド、アウトバウンド、商品マーケティング、様々な方面で情報を活用していっていただきたいと思います。

今回は、アゼルバイジャン、ドバイ及びオーガニックイベント関連のエキスパートをお招きしました。企業の皆さんの中で中東を視野に入れている方もまだ少ないかと思いますが、この機会にぜひ情報を取得し、テストマーケティングのひとつとしてつなげていただきたいと思います。また、ハラールはオーガニックやヘルシーというイメージをもたれているヨーロッパ諸国やアメリカの方も多く、オーガニックの視点からも情報の有効活用できる良い機会と考えております。



講演:『アゼルバイジャンが熱い!ドバイを超える』

講師:株式会社ザ・スリーピー 代表取締役 石田和靖氏

株式会社ザ・スリーピー 代表取締役 石田社長株式会社ザ・スリーピー 代表取締役であり、「越境会」会長でもある石田和靖氏にご登壇いただきました。前職の会計事務所に勤務していた頃から、パキスタンやインド、タイなど、様々な国の経営者を担当し、財務コンサルタントや税申告などの仕事をされていていました。日本で会社を創り、日本製品を輸出する外国人経営者たちは、20年ほど前ドバイを輸出先として挙げていました。砂漠の小さな田舎町になぜ需要があるのか不思議に思っていましたが、当時ドバイは関税が世界一律で5%。世界に平等で開かれているマーケットがドバイだったのです。

中東は“ラクダからベンツ”といわれるほど、生活スタイルがいきなり成長し、国のあるべき姿を変えました。イスラム教徒の中でもライフスタイルの違いが大きくあります。ライフスタイルの多様化によって、ニーズがあるのが日本製品です。高くても、安心、信頼のある日本製品は食品、電化製品に限らず、需要があります。日本のライフスタイルを憧れる中東の方は多いのです。隣国のサウジアラビアなどから良い商品を求めてドバイに集まります。ドバイに商品を輸出すれば、それを買い付けに来る近隣国のビジネスマンがいるのです。

石田様は海外投資専門チャンネル「ワールドインベスターズTV」http://www.worldinvestors.tv/ をネット配信されています。海外のビジネス情報として、キーマンから聞いた情報や現地リポートなど真実の情報を発信しています。番組を観た方たちが情報交換や発信したいと様々な要望を受け、越境会を1年前に立ち上げられました。日本人ビジネスマンも外国諸国に対して、どんな商品に需要があるか、そんな検討をしていく中で、ドバイに向けての注目が集まり、日本人ビジネスマンが潤滑する中東へのチャンスがさらに見えてきたそうです。

株式会社ザ・スリーピー 代表取締役 石田社長2日本の食品に特化したグローバルマネージメントとしての展開もこの10月からスタートします。これは、ドバイで実際にブースを構え、海外進出を希望する企業に出展してもらい、BtoBによる販路の取得を狙いとしています。直接現地のバイヤーとやり取りをするチャンスかと思います。さらに、食品以外の商品から学習塾までもドバイへ提供する実案も予定しています。ドバイをはじめとする中東は、日本の常識と離れたところで需要や収益を得るための手段があるのです。

今、そのドバイを超える存在がアゼルバイジャンです。親日であるこの国のビジネスとしての情報は日本では皆無でした。中東は日本では、戦争や治安の悪さのイメージが先行してしまいますが、そうではありません。高級品が並ぶ百貨店、それを購入する方々。このような光景は実際に現地に行かないとわかりません。アゼルバイジャンは、日本製品に需要があるのに進出する日本企業も少なく商品もありません。10月には「アゼルバイジャン日本商品展示会」も開催いたします。ビジネスチャンスを広げる良い機会と考えています。

海外進出はアウトバウンドだけではありません。都市部だけではなく地方も活性化のチャンスです。世界文化遺産にも登録されている地域などが相談されるなど、インバウンドを軸に中東の方たちに街をPRするチャンスも手掛けているそうです。日本の文化をぜひ中東の方たちにも紹介して喜んでもらえたら嬉しいですね。

「HARAL NEWS」副編集長として、石田様はハラールの情報発信もされています。イスラム圏でもハラール認証されている商品の中でほとんど機能していない国もあります。イスラム圏でもアルコールを好む方もいます。ケースバイケースで変わるのです。ハラール認証よりもムスリムフレンドリーとしての対応が求められています。これは日本でも同様です。レストランでは、料理にアルコールや豚由来成分が入っていないか、また店舗にメッカの方向が示してあるか、そのようなムスリムの方に重要な情報を伝えるかどうか、そのようなハラール対応できるかが重要です。
HALAL NEWS WEBサイト

イスラム圏の中東地域では、富裕層が多く、高額であれ商品が良いと思えば需要はあります。そんなチャンスを逃す手はありません。実際に駐在しているビジネスマンの情報や実際に現地に行って、ぜひ情報を収集してください。そして、ドバイを拠点として日本の製品をアピールしてほしいと思います。

当日は、中東だけではなく、長年携わってきたアフリカ諸国など、新興国の事例も含めてお話いただきました。時間が足りず、石田様もまだまだお話したいことがたくさんあり、参加の方も、もっとお話を聞きたいと思った方も多かったのではないでしょうか。それほど、ドバイやアゼルバイジャンをはじめとする中東の可能性は無限大といえます。





「オーガニックEXPO 2014」のお知らせ

株式会社 スペースメディアジャパン代表取締役社長 鮎川俊文氏

オーガニック EXPO 2014
オーガニックEXPO201411月20日(木)~22日(土)東京ビッグサイトにて開催される「オーガニック EXPO 2014」http://organic-expo.jp/ について、株式会社 スペースメディアジャパン代表取締役社長である鮎川俊文様にご登壇いただきました。鮎川様は実行委員長として運営をされています。
株式会社 スペースメディアジャパンは、今年で創業27年。展示会でのインバウンド及びアウトバウンド展開の展示会を中心に行っています。オーガニックEXPO は日本以外にドイツや中国、ブラジルでも開催されています。オーガニックは厳しい審査を経て認証を取得しますので、ハラール認証と共通する部分があるでしょう。

オーガニックEXPO 2オーガニックEXPOは事前審査によって出展が決まります。明確なコンセプトのガイドラインによって、有機JAS認証を受けた商品のみが出展されます。250社・団体、200小間、来場者18000名(見込み)の展示規模となります。第14回目を迎える今回のテーマは「Organic is future~暮らしとオーガニック~」です。オーガニックライフスタイルの提案を目指し、新商品の展示コーナーや化粧品のテスター、情報の重要性により専門家のセミナー開催も予定しています。オーガニックとは?というような初心者の方にも解りやすく利用しやすいマルシェも開催いたします。
商品は、食品をはじめ、農業用資材、コスメ、家庭用品洗剤、梱包品など多岐にわたります。さらにテクノロジー&情報システムとして、オーガニック関連設備や機器も展示されます。

日本でのオーガニック普及に関しては、認証商品の量が少なく、オーガニック先進国のドイツではスーパーにある認証商品が全体の6%に対して日本は0.24%です。有機は認識も弱く食育全体として浸透していかないのが現実です。
商品展示、商談だけではなく、開催中はキッチンカーを出動させ、オーガニック食材による料理も提供する予定ですので、ぜひ出展をご検討いただいたり、足をお運びいただき、認証商品の良さを体感していただきたいと思っております。



■お弁当タイム
日本初のムスリム向け専門のハラール弁当デリバリーサービス「HARAL DELI(ハラル デリ)からのお弁当は和食が多かったのですが、今回は初の中華弁当です。鶏肉の胡麻クリーム煮は肉質柔らかく、エビのチリソースもプリプリです。炒飯は優しい味わいでした。ムスリムの方との会合や商談などにもぜひご利用ください。


■協会からのお知らせ
次回『第21回ハラルビジネス交流会』は、9月24日(水)です。
毎回多くの方にご参加いただいております。ご参加希望の方は早目にお申込みください。
http://www.halal.or.jp/event/ex/

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