トップページ >  ハラルニュース >  第17回ハラールビジネス交流会 開催レポート

第17回ハラールビジネス交流会 開催レポート

2014年5月15日に『第17回ハラールビジネス交流会』を開催いたしました。

0516_1昨今、ハラール関連の話題が新聞やテレビなどで頻繁に取り上げられるようになりました。当協会が発足してからの問い合わせ件数も増え、関心の高さがうかがえます。しかし、日本の状況はまだ一般的に商品や施設など、ムスリム対応としての全体的アピールにタイムラグがあり、まだまだ十分ではありません。


最近の話題では、空港内に礼拝所の設置やハラール対応している大学の学生食堂(オープニングセレモニーの様子:http://halal.or.jp/halalnews/event_report/1005/ )
などがありました。今後もイスラム圏への企業進出や来日、在日ムスリムの方への国内でのキーワードである“ハラール”対応が急速に進んでいくことでしょう。




MIHAS報告会

0516_24月9日からマレーシア・クアラルンプールで開催された『MIHAS 2014(MALAYSIA INTERNATIONAL HALAL SHOWCASE)』の現地視察を当協会の大友から報告させていただきました。

11回目となったマレーシア最大の食品見本市である『MIHAS』は、広大なコンベンションセンターに食品をはじめ医療、金融、政府など、ハラール認証を取得した国内外企業が出展。その数なんと約620ブース。
食品の内訳は、生鮮食品、加工食品、オーガニック関連食品、穀物、乳製品、健康補助食品などの展示及び販売。また食品だけではなく、ホテル施設、銀行、工業団地など、出展企業は多岐に渡りました。
最大級の見本市とあって、昨年開催された際の買い付け契約金額は、日本円で約240億円!今年は400億円にもなると予想されています。

現地で撮影された様子をご覧いただきながらブースの解説をさせていただきました。
特に飲食関連企業のブースでは、試食が盛んに行われており、長蛇の列が所々でみられ、実際に試食するにも大変な状況だった様子が写真からもうかがえました。

膨大な出店数ですので、紹介するにも大変です。その中から一部を抜粋いたします。
食品の中でも、オリーブオイルは世界中から需要があり、その美味しさを完成形とするイタリア料理は、ムスリムの方たちの中でも比較的受け入れやすい料理のジャンルといえるでしょう。また、冷凍食品も加工が簡単で調理アレンジの幅もあることから引き合いも多いので注目されていました。

ドリンク関連でも、アルコールに制限があるムスリムの方たちに需要があるのが、ノンアルコールです。ワイン風に仕上げたグレープジュースやスパークリング飲料の商品が印象的でした。

会場では、商品はもちろん、それに付随しているキャラクターにも注目すべき点があります。アニメなどのキャラクターをイメージ戦略に取り入れることで、商談相手にも受け入れられやすく、付加価値にもなります。日本ではゆるキャラも人気ですので、商品にキャラクター設定は商談手段として有効的にPRできるかもしれません。

女性に人気だったのが化粧品関連のブースです。こちらもハラール認証がされており、ネイルのお試しコーナーもありました。東アジアの企業でも化粧品や健康食品の取り扱いが多かったです。

日本からは5つの企業が出展されていました。お茶や健康補助食品、加工食品などの企業が名を連ねましたが、数としてはとても少ないのが現状です。日本のイメージを想像できるような商品やパッケージなどが有効的であり、海外企業から求められていることも歓談から感じ取ることができました。

アジアをはじめ、中東、ヨーロッパなど、世界各国から大集合した見本市は、回るだけでもマーケティングのヒントが多くあります。また、マレーシアだけではなく、ハラールに関する見本市は世界各国でも開催されており注目されています。




ハラール認証企業紹介シリーズ


0516_3国内でハラール認証を取得した企業様にお話を伺うシリーズ。今回は、「焼のり」のハラール認証を日本のメーカーとして初めて取得され、4月8日に記者発表をされた(会見の様子:http://halal.or.jp/halalnews/information/954/ )永井海苔株式会社 常務執行役員である千藤知宣様にご登壇いただきました。

今年2月に焼のりのハラール認証を取得いたしました。御社は現在のようにハラールビジネスが盛んになる5年以上も前からハラールビジネスの必要性を感じていたとのこと。実際に取得に向けて、ビジネス講座にも参加されていました。その間、ビジネスとして海苔の需要に手ごたえを感じ、取得への一歩を踏み出されました。
現在は、焼きのりがハラール認証を受けていますが、今後は「味つけのり」にも認証を広げていきたいと考えています。しかし、「味つけのりにはみりんを使用しているため、アルコールの問題を解決しなければならない」。大きな壁ではありますが、失速することなく更なるハラール認証に向けて語っていただきました。
取得後は、国内企業向けはもちろん、海外輸出に向けての相談も多くあるとのこと。和食には海苔は大切な食材でもありますので、今後の展望を期待したいものです。




今回のハラール弁当は東京・赤坂「どんのば」から鶏肉のから揚げ弁当です。もちろんすべてハラール対応された食材です。優しい味付けの卵焼きと揚げ出し豆腐もありました。「HALAL DELI(ハラルデリ)」では、このようなハラール対応の弁当専門店宅配サービスを行っておりますので、ぜひご活用ください。
http://www.halal-deli.com/



協会からのお知らせ


selangor

0516_55月30日に日本国内初となる「ハラル工業団地誘致 単独説明会」を日本企業向けに行います。マレーシアに27あるハラル工業団地。その中でも、セランゴール州にあります工業団地に特化した日本企業向けの誘致説明会です。
イスラム圏への参入、工場進出、OEM進出、日本から原料輸出などに興味のある方はぜひご参加ください。
参加申し込み http://www.halal.or.jp/event/140530/

日々変化を遂げる国内・海外の最新ハラル情報を、ハラル・ジャパン協会が解説付きでご案内しているサイトが「ハラルジャパンチャンネル」です。企業向きだけではなく、身近な話題も豊富にピックアップされておりますので、ぜひご覧ください。
http://www.halal.or.jp/hjch/

講演後は毎回名刺交換会の時間を設け、交流の場としても有効活用していただけております。
次回『第18回ハラールビジネス交流会』は、6月24日(火)です。
「バングラデシュビジネス交流会」の予定となっております。在日20年以上のバングラデシュ人からお話を伺います。ハラールビジネスとしてバングラデシュの現状をお聞きすれば、アウトバウンドのヒントが見つかるかもしれません。

毎回多くの方にご参加いただいております。ご参加希望の方は早目にお申込みください。
http://www.halal.or.jp/event/ex/

分類から探す


このカテゴリーの記事一覧 最近の投稿 アーカイブ

Copyright © JAPAN FOOD BARRIER-FREE ASSOCIATION. All Right Reserved.